七夕だったのに、曇り空で星がみえなくて悲しくなったので、こんなネタ書いてみた。
*本編、無視。
<↓レフィス・地下の女の子>
「雨…ですね」
「…今年も…雨」
”この後、ミヅキが出てきますが・・・ミヅキを好いて下さってる方にはあまり、おすすめできない&大いに本編のネタバレになるかもしれません;
それでも、見ようかなーって方はつづきからどうぞ。 ”
*本編、無視。
<↓レフィス・地下の女の子>
「雨…ですね」
「…今年も…雨」
*
”この後、ミヅキが出てきますが・・・ミヅキを好いて下さってる方にはあまり、おすすめできない&大いに本編のネタバレになるかもしれません;
それでも、見ようかなーって方はつづきからどうぞ。 ”
<↓ミヅキ>
「…雨か。…あいつ、今頃…泣いてないかな?」
”この後、時間がなくて描けなかったので話を補足。
ミヅキは昔を七夕の記憶を思い出して、このセリフを言うわけですが。。。
ここでの『あいつ』…と言うのは、伏せておきます^^b ”
昔の記憶。。。
七夕の夜空の下、二人の小さな影が映る。(6年前)
ミヅキ「お前、いつまで待つ気だ?」
?「天の川が見れるまで!今年こそは見るんだから!!」
ミヅキ「はぁー。こんな曇り空で見えるはずないだろ?さっきまで雨も降ってたんだぞ」
?「そんなこと、わかってる」
ミヅキ「つーか、七夕の話なんざ信じてるのか?ただの星を見て何が面白いんだよ?」
?「…見たくないんなら別に来ることなかったのに…!帰りたければさっさと先に帰ったら?私は見られるまで残るから!」
ミヅキ「あー。勝手にしろ」
?「勝手にするわよ!」
ミヅキは?を一人残してその場を立ち去る。
?「ふーんだ。一人だって心細くなんかないんだから」
?は曇った空を見上げる。
時間は延々とすぎてもなかなか曇り空は晴れなかった。
急に風当たりが寒くなってきた。
?「うー、寒い。…まだかな?…お願い。今年こそは会って欲しいのに…」
夜が更けて、木々がざわめきだした。
?「…さっきから全然晴れない。…眠い…今何時だろう?どのぐらいここにいるのかな?」
よく周りを見回したら、辺り一面真っ暗で何か出てきそうな雰囲気だった。
ちょうどその時、ガサガサッ!と、背後から近づいてくる音がした。
?は怖くなって、逃げ出そうとする。
???「おい。今、何時だと思ってるんだ!」
いきなり腕を掴まれた。
?「きゃー!放してー!!!」
???「俺だ!」
よく見ると、その声の主はミヅキだった。
?「…はぁー。びっくりしたー」
ミヅキ「は?お前な!本当に、こんな薄気味悪いところでこんな時間まで待つやつがいるかよ!」
?「…今、何時?」
ミヅキ「え?あぁ、もう0時はまわったな」
?はガクリと崩れ落ちた。
ミヅキ「?!なんだよ?!」
?「会えなかったんだ…。今年もまた…」
?の肩がわずかにふるえている。
ミヅキ「泣いてんの?お前…」
?「かわいそうだよ…。二人は一年の一度しか会えないのに…」
ミヅキ「…だから、その話は…」
?は鼻をすすりあげながら泣き始める。
ミヅキ「…っとに、お前はガキだな。実際、天の川が綺麗に見えるのは1ヵ月後だ!今の雨が多い時期に見に来たって、見られるわけがないだろう?」
?「7月7日じゃないと意味がないんだよ!それに…もしかしたら、空が晴れて見れるかも知れないし?」
ミヅキ「あー。お前は、そう言うやつだよな。来年はもう少し星が見やすそうな所つれて行ってやるから、今回はもう諦めろ」
?「そうね…。日付はもう変わっちゃったし…これ以上待っても意味ないもん。…帰ろう」
ミヅキ「全く・・・。世話の焼ける泣き虫だな」
?「・・・何か言った?」
ミヅキ「・・・いや。別に」
おわり。
まぁ、ざっとこんな感じ。
最後まで読んでくださってありがとうございました^^;
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